コロナが終わっても、もう元の生活には戻らない

隨筆(日本語)

ゴールデンウイークも終わりに近づいていますが、
いかがお過ごしでしょうか?

自粛の現状では、連休もなにも
あまり変わりないかも知れませんね・・・

台湾は、例年ですと、GW中は
日本人観光客がいっぱいやってきます。

私の会社や自宅がある中山地区は
日本人観光客に人気のホテルやレストランが
たくさんあるので、

「街を歩けば日本人に当たる」

状態なのですが、
今年は、当然、さっぱりです(-_-;)

台湾は最近は新規感染者がほとんど出ていないし、
市中感染もなく、
だいぶ規制も緩くなってきてはいるのですが、
諸外国はまだまだ・・・

それなので、海外からの観光客は受け入れできません。

ですから、街中のレストランなどは、
だいぶ客足が戻って来てはいるようですが、
観光客相手の商売は、閑古鳥が鳴きまくっています。

マッサージ屋さんなんて、
その最たるもので、
閉じちゃった店もありますし、

とりあえずは、店を開けていても、
中の電気も冷房も切ったままで、
外で客引きだけしている、
という悲しい状態です。

多分、今でも踏ん張っている観光客相手のこういうお店は、
コロナが収束したら、
コロナ前の状態になる、
と信じて、家賃とかの維持費を
支払い続けているんだと思います。

でもね、ハッキリ言いますが、
もうしばらくは、

元の状態に戻ることはないと思うんです。

もしかしたら、「しばらく」ではなく、
「永遠に」かもしれないのです。

これは、コロナが永遠に続く、
という意味ではないです。

ただ、私たちの生活が、
コロナを経験した今、
経験前には戻れないかもしれない、
という意味です。

例えば、
毎朝毎朝、満員電車で1時間半もかけて
通勤していた社員が、
通勤しなくても仕事になる、
とわかったら、

また、あのラッシュの生活にすんなり戻れるでしょうか?

会社の立場にしても、
都心の一等地に社員全員が入れるスペースを用意する必要性を
感じるでしょうか?

もし私が都心の大きな会社の社長なら、
会社のスペースを、5分の一にして、
社員を5グループ(A・B・C・・・)に分けて、
月曜日はAが出勤、火曜日はBが出勤、水は・・・

こうすれば、社員は週一回の出勤です。

なんてすれば、
家賃や光熱費、社員の出勤交通費が5分の1に出来ます。

5グループに分けるのを、20グループに分けるのなら、
もっともっと節約可能です。

そうすれば、月に一回の出勤でOKになります。

月一出勤なら、台湾からでも通えますね(笑)

こんな風に、
今までは「まさか!」
と思っていたことが、
このコロナで「可能」だとわかれば、
なにもシンドイとかお金がかかる方には
もう戻らないと思うんです。

ですから、
今、都心のオフィス街でレストランとかしていたら、
コロナが収まれば、また、前のようにみんなが戻ってくる、

というのは、ちょっと楽観的すぎる・・・

戻ってくる日を信じて、
家賃や経費を払い続けるよりは、
他の道を探すべきです。

ましてや、お金を借りてまで維持するのは、
危ないです。

今、ご商売をしている方で、
このコロナの影響をもろに受けて苦しい方は、
「今さえ耐えれば・・・」
と思うよりも、
コロナが収束した後に、
人々の生活はどうなっているか?

という視点で考えてみてくださいね。
また、今、収入源が一つのおウチの方も、
この世の中は想定外のことが起こる、
ということが、コロナのおかげで、
よくわかったわけですから、

ぜひ、収入の入り口を複数持つ、

という方向で生活を見直して下さい。

参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=35xeBnVyiUs&t=1s

一日も早く平穏な日が
訪れることを願ってやみません。
免疫疫を落とすことが一番よくないので、
まずはしっかり睡眠をとってくださいね~♪