なくしたスマホはどこ? 龍羽ワタナベが断易で探し出した実話
「携帯電話が見当たらない。どこかに忘れたかもしれない」。そんな相談を受けたことがあります。
家中を手当たり次第に探すだけでも大変ですが、断易には、なくした物を探す手がかりを読む「紛失占」があります。
今回は、実際の占例をご紹介します。
「見つかるか」だけで終わらない紛失占
紛失占では、まずその物が見つかる可能性を見ます。
さらに、家の中か外か、高い場所か低い場所か、何かの中や下にあるのか。
いつ頃までに見つかりそうかなど、出た卦から情報を拾って探す範囲を絞ります。
この相談を占った時、私は「携帯は見つかる。
おそらく当日中で、家の中にある可能性が高い」と判断しました。
加えて見えてきたのは、「低い場所」と「布やタオルのような物の下」という手がかりでした。
ソファーの下、犬の毛布のそばにあった
相談者の方が占いの後すぐに探したところ、携帯電話は無事に見つかりました。
あったのは、ソファーの下。
そこには、飼っているワンちゃんのお気に入りの毛布もありました。
どうやらワンちゃんが、携帯電話を毛布と一緒に引っ張って運び込んでいたようです。
「家の中」「低い場所」「布の下」という読みが、実際に探す場所を決める手がかりになりました。
漠然と「どこかにあるはず」と考えるより、見るべき場所が具体的になれば、探す人の動きも変わります。
「家中を探してください」だけでは、相談者は同じ場所を何度も見回るかもしれません。
一方で「低い場所、ソファーやベッドの近く、布の下を重点的に」と伝えられれば、確認する順番が生まれます。
占いの価値は、驚くような結果だけでなく、迷っている人へ実行できる手がかりを渡すことにもあります。
占いを現実の行動へつなげる
断易のおもしろさは、結果を聞いて終わるのではなく、次の行動に結びつけられるところにあります。
紛失物だけでなく、仕事、財運、恋愛、試験などでも、物事の状態や時期を細かく判断し、今どこを確かめるべきかを考えます。
ただし、毎回すべての場所を一言一句言い当てられるわけではありません。
正しく読むには知識と経験が必要で、占断後に実際の結果と照らし合わせる「答え合わせ」も欠かせません。
もし物をなくした時は、最後に使った場面を思い出したうえで、「内か外か」「高いか低いか」「何の近くか」と探す条件を分けてみてください。
断易の読みも、現実の確認と組み合わさってこそ役立つのです。
このような占例を50以上掲載しています
龍羽ワタナベの著書『ゼロから始める断易』には、このような断易占例を、テーマ別に50例以上掲載・解説しています。
理論のみではなく実際の質問や鑑定結果を読むことで、どのように考え結果を導き出すのかを理解しやすい構成にこだわりました。
断易を勉強してみたいと感じる方は、ぜひお手にとってくださいね。
