コイン6枚から未来の流れを読む。易占を身近に始める方法

「易は難しそう」と感じる方は少なくありません。
六十四卦や陰陽という言葉を目にすると、たくさん暗記しなければ占えないように思えるからです。

けれども、易占は特別な道具がなければ始められないものではありません。
身近なコインを使い、今の自分が確かめたい問いに向き合うことから入口をつくれます。

コイン6枚で、六本の爻を順に並べる

コインを使う方法では、6枚それぞれの表裏を確かめ、一本ずつの爻として下から順に並べ、一つの卦をつくります。
大切なのは、占い始める前に”問いを具体的にしておくこと”です。

「これから私はどうなりますか」という広い聞き方より、
「この提案を今月進めてよいか」「AとBのどちらを選ぶか」のように、判断したい対象を絞ります。

卦が出たら、吉か凶かの一語だけを探すのではありません。
どのような状況にいて、何が動こうとしているのかを順に読みます。

コインは偶然を楽しむだけの道具ではなく、自分の迷いを言葉にし、判断の焦点を整えるきっかけになります。

易占は、近い未来と具体的な選択に向いている

占術には、生年月日などから人生の大きな流れを見る「命術」、
偶然に現れた象から成り行きを読む「卜術」、
手相や人相のように形から状態を見る「相術」があります。

易占は、このうち卜術にあたります。
相手の生年月日が分からない時や、今まさに選択肢の間で迷っている時にも、問いを立てて占えることが特徴です。

たとえば、二人の性質や長期的な相性を知りたいなら命術が役立ちます。

一方で、
「この関係はこれから進むのか」
「今は連絡する時か」という変化を知りたいなら、卜術の視点が必要です。

占いたい内容によって方法を使い分けると、答えも現実に結びつきやすくなります。

答えを受け取ったら、小さな行動へつなげる

易占は、未来を決めつけたり、考えることを手放したりするためのものではありません。

卦から読み取った流れをもとに、進む、待つ、条件を整えるといった次の一手を考えるための道具です。
結果が望みと違っていても、避けるべきことや準備できることが分かれば、選択の質を高められます。

初めて占う時は、まず「期限」「選択肢」「確認したい状態」の三つを紙に書いてみてください。
問いが整理されると、卦を読む時にも何を見るべきかが明確になります。

ただし、注意点がひとつ。
結果が意に沿わなかったとしても、何度も同じ質問で占いを繰り返すことはNGです。
占いはご機嫌取りや安心材料ではありません。

ただし、ある程度時期をおいてから、状況の変化がありそうな場合は
再度、現時点での変化を占うことはかまいません。
具体的にどれぐらい待てばOKなのか、という明確なルールはないので、個々の判断になります。

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