AIは占い師の代わりにならない。では何を手伝ってもらうのか
最近、「AIで占いができる」という話を見かけることが増えました。
確かに、AIはとても優秀です。
文章を作ったり、情報を整理したり、アイデアを出したり、仕事の効率を上げるためには、これからますます欠かせない存在になっていくでしょう。
私自身も、経営者として、必要な業務にはAIを積極活用しています。
けれど、占い師としての立場から言うなら、ひとつだけはっきりお伝えしたいことがあります。
占いそのものを、AIに丸投げすることは推奨しません。
占いは、ただ知識を当てはめるだけの作業ではありません。
目の前のお客様が、どんな状況にいるのか。
その悩みの背景に、どんな人間関係や時代の流れがあるのか。
今、その方にどの言葉を伝えるべきなのか。
そうしたことを、対話の中で感じ取りながら、占いの結果をどう伝えるかを選んでいく。
そこには、占い師の知識だけでなく、直感力や人間としての器も必要です。
特に易占のように、カードや卦を通して今の流れを読む占い(卜術)では、その場に生まれるライブ感が大切です。
だからこそ、占いは本物の学びを深めた人間が、お客様と向き合って行うものだと私は考えています。
では、占い師はAIを使わなくていいのでしょうか。
いいえ。
むしろ、これからの時代は、AIを上手に使える占い師ほど、自分の力を必要な人に届けやすくなっていくと思います。
AIに手伝ってもらうのは、占いそのものではありません。
プロフィールを整える。
SNSやブログの発信を考える。
講座や鑑定サービスの案内文を作る。
自分の強みや言葉を整理する。
お客様に伝わる文章のたたき台を作る。
こうした、占い師として活動を広げるための準備を、AIに手伝ってもらうのです。
どれほど素晴らしい占術の技術を持っていても、その存在を誰にも知ってもらえなければ、必要としている方には届きません。
今はインターネットの時代です。
自分がどんな占い師なのか、どんな想いで鑑定をしているのかを、言葉にして発信していくことも大切な仕事の一部です。
それは単なる集客ではありません。
悩んでいる誰かが、あなたの言葉を見つけて、
「この人なら相談してみたい」
「少し希望が持てた」
と思えるかもしれない。
そう考えると、自分の存在を世の中に伝えていくことも、人を助けるための大切な活動なのです。
AIは、占い師の代わりではありません。
本物の知識と直感を持つ占い師が、その力を世の中に届けるための補助役です。
これからAIを学ぶなら、まずはその前提を大切にしてください。
占いは人が行う。
けれど、その占い師が必要な人に届くように、AIに手伝ってもらう。
この付き合い方が、これからの占い師にとって大切になっていくはずです。
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